平和な街の公園に、悪魔があらわれました。
悪魔は触手をうねうねとのばし、子供たちをつかまえています。
からみつく触手にちからを吸い取られて、子供たちは苦しそうです。
そこに、オーツカさんと阿久津さんがかけつけました。
「あくつ、変身だ!」
「はい!」
オーツカさんと阿久津さんの身体が、まぶしい光でつつまれます。
阿久津さんはオルテンシアに変身して、悪魔の前に立ちはだかりました。
「そこまでですっ! 小さな子供たちのちからを奪うなんて、このわたしが許しません!」
「あくつかっこい~」
オルテンシアは、魔法で次々と触手を浄化していきます。
たくさんあった悪魔の触手も、もう残り少なくなりました。
そのときです。
「しまっ……!」
悪魔が、つかまっていた子供たちの一人を、盾にするようにオルテンシアの前へとつきだしたのです。
オルテンシアは、思わずひるんでしまいました。
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にゅるるん!
すかさず触手がのびてきて、オルテンシアとオーツカさんの身体に巻きつきます。
ぎちっ! ぎゅうっ!
「ああっ!」
「んう……」
オルテンシアとオーツカさんは、子供たちと同じように、触手を巻きつけられて悪魔につかまってしまったのです。
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